世界には誰もが認める幽霊屋敷がたくさんある。Googleマップで行ける幽霊屋敷を紹介。
ウィンチェスター・ミステリー・ハウス(米カリフォルニア)

By: HarshLight – CC BY 2.0
映画化されたスティーブン・キング作「ローズ・レッド」のモデルとも言われている有名な大邸宅。膨大な広さを持つビクトリア朝の邸宅は、贅沢を極めたインテリアと無数の廊下を組み合わせた巨大迷路。160ほどの部屋がある。
オーナーだったサラ・ウィンチェスターの家系はウィンチェスター銃の発明で巨万の富を得たが、サラの娘と夫が相次いで亡くなった際に霊媒師から「銃で亡くなった無数の人の霊が憑りついている」と言われた。「霊を慰めるために家を建て部屋を増やし続けよ」とアドバイスを受けたサラは、残りの人生を家の増築に費やしたという。
ウィンチェスター・ミステリー・ハウスは現在その一部が一般に公開されており、ツアーガイドと一緒に内部を見学することができる。
『ローズ・レッド』(2002)の予告編
ホエーリーハウス博物館
アメリカでは誰もが認める本物の幽霊屋敷。古くから様々な幽霊写真が撮影されており、米国商務省が本物のお化け屋敷として認可している。現在は博物館として公開されている。
公式サイトにふつうに心霊写真を掲載している博物館も珍しい。
<公式サイト>
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オーシャンアヴェニュー112(米ニューヨーク・アミティヴィル)
1974年に一家6人惨殺事件が発生した家を1年後に購入した夫婦が、家の中で起こる様々な怪奇現象に悩まされ、わずか28日で手放したという実話を、1977年にジェイ・アンソンが小説化。人の顔のようにも見える家は現在も同じ場所に建っている。
一家6人を射殺した犯人はその家の息子だったロナルド・デフェオJr。「頭の中にいる何者か」に「殺せとせきたてられた」と語った彼は終身刑になった。ジェイ・アンソンの小説『アミティ・ビル・ホラー』は1979年に映画化されている。ちなみにこの映画、何気に子役はクロエ・グレース・モレッツなので、ファンはお見逃しなく。
『悪魔の棲む家』(1979)予告編
ロンドンで一番有名な幽霊屋敷
イギリス王室御用達の稀覯本・古書専門店「Maggs Bros」。19世紀ぐらいから現在まで幽霊の目撃が絶えない、”ロンドンで最も呪われた家”。空き家だった時にも時折電気がついたり消えたりして、窓に人影が目撃されたりしている。過去には噂の真相を確かめるために泊まり込んだ者が死亡する事件も何度か起こっている。
現在の従業員の中には幽霊を見た者はいないらしい。