「マルチタスクの弊害」「コレステロールへの冤罪」など、最近明らかになった(とされる)誰得な情報

何かが流行ったり常識化されたりすると、それに物申す研究結果がどこからともなく表れる。そういう情報の裏には必ず何らかの利権が関わっているという噂もあるが、結局のところ真偽など誰にもわからない。右だと言えば必ず左だと言い出す人がいるものだ。


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複数端末の同時利用は認知や感情制御に支障をきたす?!

英サセックス大学の研究によると、スマートフォンやPCなど、複数の端末の同時利用を頻繁に行う人は、1度に1つの端末だけを利用する人に比べ、意思決定、共感や情動といった認知および感情制御にかかわる脳の部分の灰白質密度が低いということが明らかになったらしい。米科学雑誌「PLOS ONE」に発表された。

この研究はマルチタスクが人間の脳に及ぼす影響を調べることが目的。人間の脳には認知および感情コントロール機能を担う前帯状皮質(ACC)という部分がある。この実験では被験者75人にマルチタスクに関する質問をして、全員の脳の機能的磁気共鳴画像(fMRI)を撮影して関連性を調べた。その結果、マルチタスクを行う人の前帯状皮質(ACC)の灰白質密度が、行わない人よりも目立って低かったという。

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ゼロカロリー飲料は太る?!

ゼロカロリーを謳う清涼飲料水などは、糖質を限りなく抑えるために使用している人工甘味料の依存性が問題になっている。テキサス大学の研究では、人工甘味料を使ったダイエットソーダをよく飲む人は飲まない人より太りやすいという研究結果が出ている。

人工甘味料そのものの安全性も確かめられていない現状では、多量摂取が人体に及ぼす影響は明確になっていない。少なくとも「ゼロカロリーなら太らない」という安全神話を鵜呑みにするのは危険だということだけは確かなようだ。

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お酒を飲まない人は早死にする?!

テキサス大学で20年に及ぶ追跡調査の結果によると、「大酒のみ」と「適度に飲む人」と「飲まない人」では、死亡リスクが最も低いのが「適度に飲む人」のグループだったという。逆に死亡リスクが最も高かったのが「飲まない人」だったとのこと。

お酒の摂取だけが死亡リスクに影響したのかどうかはこの調査からはわからない。お酒の力を借りて適度にストレス解消したもの勝ちという話もある。

喫煙者はアルツハイマーになりにくい?!

オランダの研究グループが1991年に発表した研究結果は「喫煙者の方が、65%アルツハイマー病が少なった」というもの。現在でもニコチンによる脳の活性化の研究は続けられており、2012年には軽い記憶力の低下が見られる高齢の非喫煙者に、ニコチンパッチをつけて認識能力テストをしたところ、ニコチンパッチをつけないグループよりもつけたグループのほうが記憶力の回復が見られたという研究報告がなされている

この問題に関しては、長期喫煙者の記憶力の低下は非喫煙者と比べて最大10年ほど早いとか、中年期にタバコを多く吸った場合、20年後にアルツハイマーなどの認知症を発症するリスクが吸わなかった場合の2倍以上であるという、全く相反する研究報告もなされている。

吸わない方が健康に良いのは明白なはずなのだが、喫煙者が全くいなくなると困る集団がどこかにいるから、ニコチンの有効性をどこかでアピールする必要があるのかもしれない。



相反するようないろいろな情報が交錯するのを見ていると、「信ずる者は救われる」みたいな話になってきそうな気もする。結局は誰にもわからないのだから自分で判断するしかないのかも知れないし、好きなように生活することが長生きの秘訣、という究極の言い訳がまかり通ることになりそうだ。

情報に左右されるのもめんどくさいから何事もあまり気にしないようにするのがいいのだろう。

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