スーツアクターって大変なんだね。ヒューマンドラマ『イン・ザ・ヒーロー』公開間近。

俳優の唐沢寿明さんがスーツアクターを演じる異色のヒューマンドラマ映画『イン・ザ・ヒーロー』が9月6日に公開されます。自身も下積み時代にスーツアクターを演じていた経験のある唐沢さん。スーツアクターという顔も名前も表に出ない役への想い入れは強く、今回の撮影に際しても、派手なアクションシーン満載にもかかわらず、スタントに頼らず自分で演じ切ったそうです。

日本のスーツアクターはアクションやスタントに長けている人が多く、アクション以外の役柄を演じる機会が少ないため、唐沢さんのように表舞台に立てる機会はなかなかありません。アメリカのように俳優としてスーツアクターが認められ評価されることの多いアメリカと大違いだと言われています。


唐沢寿明さん=ライダーマン

1984年に放映されたスペシャル番組『10号誕生! 仮面ライダー全員集合!!』で、結城丈二役の山口豪久さんが体調不良を押しての出演だったため、マスクをかぶってのアクションシーンのみ唐沢寿明さんが演じました。

昭和の名スーツアクターの代表は・・・

昭和の名スーツアクターといえば、最も有名な方は中島春雄さん。1954年の『ゴジラ』第一作から18年もの間、ゴジラの中の人を演じ続けました。また、その後を継いだ2代目『ゴジラ』アクターの薩摩剣八郎さんも有名。

平成の名スーツアクターの代表は・・・

平成の特撮界でカリスマ的人気を誇るスーツアクターが高岩成二さん。平成仮面ライダーのほぼすべてのスーツアクターを務め、ミスター平成ライダーの異名を持っています。

作品によってアクション演技を変え、また、変身前の俳優たちの役柄に自分の演技を合わせることで一体性を出そうとする努力などが認められ、演技力の備わったスーツアクターとして高評価を得ています。

海外のスーツアクター

最近のハリウッド映画では、劇中に素顔を全く晒さない役柄を演じることも増えてきました。

◇レイ・パーク

『スターウォーズ ファントムメナス』のダースモール役や『X-MEN』のトード役、『G.I.ジョー』のスネーク・アイズ役で有名。

◇チェ・イルラム

『アバター』『G.I.ジョー』のスタントや『アメイジング・スパイダーマン』のスーツアクターを演じている。

◇アンディ・サーキス

現代のスーツアクターとも言えるモーションアクターの第一人者。全身にモーションセンサーを付けた状態で演技し、実際の映像ではCG処理を施されるため、素顔が全く出ない場合が多い。

アンディが演じた主な役は。『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラム、『キングコング(2005)』のキングコング、『猿の惑星: 創世記』のシーザー、『ゴジラ(2014)』のゴジラと大役ばかり。




昔と比べるとスーツアクターの地位も向上しているように思います。唐沢さんが演じていた頃はけっこう辛いものがあったようです。『イン・ザ・ヒーロー』の主役が演じられる唐沢さんは恵まれた俳優さんなのでしょう。

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