何歳まで健康でいられる自信ある?「元気で長生き」=「健康寿命」を考えてみる

「健康寿命」という言葉を最近ニュースで読んだのは、”健康寿命が日本一長い静岡県”の話題でした。ことあるごとに都道府県で比較される「平均寿命」や「健康寿命」。「平均寿命」は”何歳まで生きるか”の平均だからある意味判りやすいけれど、「健康寿命」って何?


厚生労働省の定める「健康寿命」というのは、介護を必要とせずに自立した生活を送れる期間の平均だとのこと。病院に入院なんてもっての外、自分で何でもできます、悪いところは特にありません、という状態でいられる年齢ということですね。単純に平均寿命から介護期間を差し引いた年数ともいいます。

この「健康寿命」が最も長い県は2010年の厚生労働省の調査から静岡県が独自算出したところ、自県が全国1位の73.53歳だったという話。ちなみに静岡県の平均寿命は79.95歳で、全国で10番目です。

→厚生労働省発表の都道府県別平均寿命(PDF)
→厚生労働省発表の都道府県別健康寿命(PDF)

静岡県の分析では、健康で長生きするために重要なことは「自己管理」と「社会参加」だそうです。県が行った追跡調査では、適切な運動習慣と食生活を送っている人はそうでない人よりも死亡率が32%低く、さらに地域活動やボランティアなどの社会参加をしていれば死亡率が51%低くなるという結果が出ています。静岡県では健康寿命を延ばす県が進めている「ふじのくに型福祉サービス」が一役買っていると言います。

→「健康寿命」日本一長い静岡県 カギを握るのは…?

長く生きればどんな状態でも構わないというわけではないので、健康に長生きすることを目指す静岡県の取り組みは重要です。ほどほどに運動をして、適度に人と交わること。おそらく昔は普通にできていたことなのでしょう。今は意識しなければ難しくなっています。

数値などというものは当てにならないものですが、高齢になっても健康状態が良好でいることは大切です。病院で延命されてまで長生きすることを望む人は少ないでしょう。できることなら病院や介護施設のお世話にならず、自力で天命を全うしたいものです。

以前長野県の研究グループが発表した木曽・伊那地域における65歳健康寿命と65歳平均余命の比較データはとても興味深いものがありました。これによると木曽地域の男性の65歳健康寿命と65歳平均余命はいずれも17.17年で、その差は0年です。また伊那地域の男性も差が0.98年。数値だけで判断するのは難しいですが、ある意味”理想的”と言えるような気もします。

→長野県10ブロック別にみた平均余命および健康寿命の分布
自分でどんなに気をつけているつもりでも、食生活や運動には個人差が生じるもの。自然環境や生活環境なども影響するとは思いますが、やはり一番大切なことは、周りの人と情報交換をし合いながら進めていくことなのかもしれません。

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