「サイズなんて気にしないで!」 世界に広がるメーガン・トレイナーのメッセージ 『All About That Bass』

米人気歌手Meghan Trainor(メーガン・トレイナー)の『All About That Bass』が全米で大ヒットした理由はその歌詞にあるという。英語で聞いていてもピンとこない上に、歌詞というのは学校で習うような清く正しい単語ばかり使ってくれてるわけじゃないので、なおさらわかりにくい。

でもこの曲は、歌詞を知るとなかなかいい曲に思えてくる。



歌詞を勝手に意訳するとこんな感じだ。以下、勝手な訳なので悪しからず。

Because you know
I’m all about that bass
‘Bout that bass, no treble
I’m all about that bass
‘Bout that bass, no treble
I’m all about that bass
‘Bout that bass, no treble
I’m all about that bass
‘Bout that bass

見てわかるでしょ
わたしは(重たい)ベイスなのよ
ベイスよ、トレブルじゃなくて
わたしは(重たい)ベイスなのよ
ベイスよ、トレブルじゃないの

”bass”はベイスと発音しているが、日本で使われているところのバス(低音部)とかベース(楽器の種類)とかのイメージで、つまりは”低音”。対して”treble”(トレブル)のほうはあまり聞きなれないが、高音の意味。この歌では、「低音=重たい、太ってる」「高音=軽い、痩せている」の意味で使っている。

Yeah, it’s pretty clear, I ain’t no size two
But I can shake it, shake it
Like I’m supposed to do
Cause I got that boom boom that all the boys chase
And all the right junk in all the right places

そりゃあ 確かに私はサイズ2じゃないわ
だけど全然気にしない
だって思い通りに踊れるし
男の子たちが大好きなこともしてあげられるし
イイモノもあるべきトコロにちゃんと付いてるんだから

日本語にするとちょっとえげつないけど、boom boomは俗語で「Hする」みたいな意味らしい。

I see the magazines workin’ that Photoshop
We know that shit ain’t real
C’mon now, make it stop
If you got beauty beauty, just raise ‘em up
Cause every inch of you is perfect
From the bottom to the top

雑誌じゃ みんなフォトショップで直してて
嘘っぱちだってことは誰でも知ってるわ
ねえ そんなのもう止めてさ
そのままの自分の美しさを 見せようよ
だってあなたはどこもかしこもパーフェクトなんだから
頭の上からつま先まで全部ね

メーガン自身が学生の頃、好きな男の子から「太ってなければ可愛いのに」と言われてショックを受けた際に母親から助言された内容を歌詞に取り入れたそうだ。

Yeah, my mama she told me don’t worry about your size
She says boys like a little more booty to hold at night
You know I won’t be no stick figure silicone Barbie doll
So if that’s what you’re into then go ahead and move along

ママが言ってくれたのよ 「サイズなんて気にしちゃだめ」って
男の子は夜抱きしめるのにちょうどいい ちょっと大きめのお尻が好きなんだって
悪いけどわたし 棒みたいに細い シリコンで出来たバービー人形になる気はないの
だからあなたがそれをお望みなら
およびじゃないわ さっさとどこかに行って

bootyも俗語で「お尻」という意味らしい。

体型を気にする現代の女の子たちに「サイズなんて気にしないで」とエールを送っているこの曲。歌ってる歌手がバービー人形みたいだったら嫌味に聞こえただろうけど、メーガンは健康的で絶妙な太め体型だからOK。

確かに最近のモデル出身の女性タレントの中には、そんな細い脚で火事の時に走って逃げられるのかと心配になるような人たちばかり。美しいと感じる基準に個人差があるのは当たり前だけれど、メディアはちょっと偏ってるかなという気もする。

日本でその昔、インド映画『ムトゥ~踊るマハラジャ』が一世を風靡したことがあった。ヒロインの女性はお腹とか結構太めだったが、健康的で魅力的だった。それを観た女性たちの感想の中に「女の子はちょっと太り気味の方が可愛いのかも・・・」というものが多かったという。この曲のPVを観ていて、そんな話をちょっと思い出した。

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