SOFTBANK ROBO起動!パーソナルロボ『pepper』が持つ「感情」って何だ?

SOFTBANKが「感情認識機能」を持つパーソナルロボット『pepper』を開発した。下の動画を観る限り、驚くほど滑らかに動き、2足歩行ではないまでも立ち振る舞いはフレンドリーな印象で、顔つきもかわいい。というか、お地蔵さん?


このロボットのコンセプトは今までのコミックや映画に登場したロボットたちのいいとこ取りという感じで、全て実現出来たならかなり「できるやつ」になりそう。

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会話が成立するロボット

pepperはTV番組にも登場。普通にしゃべっている人間を相手に流暢なやり取りをする姿には、いろいろと期待できそうな気がした。

ロボットに期待することはいろいろあるが、pepperができそうなことの一番は「心のケア」。今はロボット相手に話したって空しいだけ、と思う人が多いかもしれない。が、話し相手になれる人工知能という存在は、近い将来、必要不可欠なものになっていくような気がする。人工知能との間にスムーズな意思疎通が成立すれば、人はそこに「感情」を感じるのではないだろうか。

クラウドで情報共有するロボット

パーソナルロボット『pepper』の持つ「感情」とは何か。SOFTBANKでは「クラウドAIによる集合知」という言葉で表している。pepper同士がクラウドサーバーを介して情報を共有し、人との関わり方を学んでいくというのだ。

クラウドAIというと映画で真っ先に思い出すのは『アイ,ロボット』だが、情報を共有すると聞くとロボットが反旗を翻すのも一斉なのかな、とSF映画に浸食されている人はすぐに考えてしまう。

孫社長もインタビューで「怖くならないように制御するのが開発側の一番の責任」と答えていたが、テクノロジーの暴走というのは映画やコミックなどを通じて全ての人に刷り込まれている「恐怖」のようだ。どの世界でも昔から人は「人の型をした無機物」に対して、愛着と恐怖の両方を見る。それら「人の型をした無機物」が見えないところで意思統一を図っていたらと思うと、やっぱり少し怖い。でも、そうでもしないとパーソナルロボットはいつまでたっても「パーソナル」の域を出ない。「感情」という巨大なコンピューターでも覚えきれないような情報を処理するには、pepperひとりの頭は小さすぎる。

子供の面倒を見るロボット

pepperの活躍の場として、孫社長は「幼児教育」を挙げた。pepperと関わることで、親が忙しくても子どもが寂しい思いをすることがなくなったり、いつの間にか英語が身に付いたり、というようなこともビジョンにあるらしい。

手塚治虫の『火の鳥』に登場するロビタや『イブの時間』のTEXに感情移入できる人は意外と多いと思う。大人ですらロボットに対する親近感を感じることのできるのだから、幼い頃からロボットのいる生活に慣れた子どもなら尚更だろう。

何かと物騒で、心が冷えるような事件ばかり起こる今の世の中。とくに子どもの安全は、できることならシュワちゃんのようなターミネーターに任せたい様な気もする。これからの時代、個人的な感情に左右される人間よりもロボットの方が信じられる、安心できるという人がだんだん増えていくのではないだろうか。

pepperは2015年2月に販売開始。本体価格は198,000円だそうだ。赤字スタートだというが、まさにその通りだろう。安すぎる。世の中あっという間にpepperだらけになるかもしれない。

<SOFTBANKサイト>

softbank_pepper

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