最近の「3D」事情がいろいろありすぎてわかりにくい③ ~3Dスマホの今後

3D映画や3Dアトラクションは、3Dメガネをかけて偏光処理をしたりしなければ立体的に見えない。スクリーン側で処理できないことをメガネに処理させるので、液晶シャッター方式などの難しい仕組みになるほどメガネは高価で重たい物になる。


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裸眼で3D映像を楽しむためのスマホ

裸眼でも立体的に見える3D方式で思い浮かぶのは、ディスプレイ上にレンチキュラーレンズ(小さなかまぼこ型のレンズがびっしり並んだもの)を重ね、光の方向を2方向に拡散させる方法。予めレンチキュラー表示用に映像を加工処理しておく必要があるが、この方式ならば奥行きのある映像を裸眼で楽しむことができる。

この方法が映画館で使われないのは見る角度によって立体視に差が出てしまうから。見る側の角度に関係なく立体視できるようにするためには、観客1人ひとりの目線に応じて映像を変えてやる必要があるが、映画館で何百人もの観客の視線に対応できるわけがない。

その点スマホやタブレットなら、見るのはふつう1人。1人の視線に対応すれば問題ない。

Amazonが2014年中に発売を予定しているという噂の新スマートフォンは、見る人の視線をセンサーで認識して、どの角度から見ても立体感が得やすいようにしているため、裸眼でも効果的に3Dが楽しめるらしい。視線を図るセンサーも含めると合計6つのカメラが内蔵されているそうだ。

<<参考サイト>>

[browser-shot url=”http://bgr.com/2014/04/15/amazon-smartphone-photos-specs-kindle-phone-exclusive/” width=”300″]

距離を測って3Dモデリングをするスマホも

GoogleがTangoプロジェクトと題して開発を進めている新スマホでは、赤外線センサーでオブジェクトの距離を計測して、それを2D画像に反映することにより、瞬時に3Dモデリングを作成してしまう。部屋の3Dモデルを撮りたい時もビデオカメラで撮影するように部屋の映像を映していくだけいい。

スマホが3Dスキャナーになるということだ。何でもスキャンできれば撮影がOKな場所であればどこでも3Dモデルにできる。現実空間を使って『トゥームレイダー』の世界が構築できるかも。

映画館の3Dもパワーアップ

日本で最も進んでいる映画館での3D上映方式は、4DXというシステムを導入している。これは「3D+体感」をウリにしていて、立体画面に連動してシートが動き、水しぶきがかかり、風が吹き、香りが漂い・・・とにかく可能な限りリアル感を出すための仕組みが施されている。
USJの『スパイダーマン・ザ・ライド4K3D』がいろいろな映画で楽しめる、と考えるべきだろうか。4DX方式の映画館は日本ではまだ3か所しかないが、客離れの続く映画館の起死回生の策としてこれからどんどん増えていくのではないだろうか。

<<参考サイト>>

[browser-shot url=”http://www.4dx.korona.co.jp/about/index.html” width=”300″]

3D製品はスマホにしてもテレビにしても、裸眼で楽しめるような技術が進めば爆発的に普及していく。目に優しい立体テレビが一家に一台ある時代は案外近くまで来ているのかもしれない。

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