2014年度のゆるキャラグランプリの結果発表が11月3日に行われた。
投票開始時から独走状態だった「ぐんまちゃん」(群馬県)がグランプリに選ばれ、準グランプリが「ふっかちゃん」(埼玉県深谷市)、第3位は「みきゃん」(愛媛県)という結果。
だが、上位入賞を果たしたメンバーたち以上に目立っていたキワモノキャラの方が気になって仕方がない。
<公式サイト>
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くさヤーマン(ご当地539位)
前衛的で凄いと思うけど、ゆるキャラってこれでいいのか?「サイレント・ヒル」か?
ゾンベアー(ご当地637位)
こういうのは嫌いじゃないけど、子ども向けでないことだけは確か。イベントに呼ばれるのかな、これ。
うどん脳(ご当地277位)
うどん振興にはマイナスじゃないかと。
ネッコロ(企業・その他292位)
ネコと”ねっこ”を掛けた発想がすごいけど、何だかかなりキモい。
デスカイザーTT(企業・その他322位)
全くユルくないキャラ。仲間に魔界帝王デスカイザー(461位)もいる。
ロボ子(企業・その他404位)
別格。特別出演。ゆるキャラでも何でもないけどまあいいことにしよう。
しかしこのバカバカしいとも思える”ゆるキャラ”ブームは、いつまで続くのだろう。というか、ホントにブームなのか。
くまモンやふなっしーのように成功するキャラクターは、ほんの一握り。効果を生んでいるのかどうなのか、さっぱりわからないキャラクターも多い。
平均製作費が約59万円というゆるキャラたち。過去には一体で133万円というものもあったらしい。
また、年間維持費が100万円とか、無料配布のオリジナルグッズとか、様々な出費を合計すると全国で2億3721万円掛かっているという試算がある。公認ゆるキャラの場合、それだけの税金が使われていることになる。マジで?という感じである。
これだけの数が出てくると、ただ作ったというだけで何を目指しているのかよくわからないものも多い。今後さらに受け狙いのキャラばかりになってくると、地域や企業のPRとは違った方向へ進んでしまいそうだ。その時は誰がストップをかけるのだろうか。