無人探査機ロゼッタからの着陸機フィエラが彗星着陸を成功 人類初の快挙

10年前にヨーロッパから打ち上げられた無人探査機「ロゼッタ」が、気の遠くなるような長旅の末に、目的の彗星上に着陸機「フィラエ」(Philae)を軟着陸させた。着陸は日本時間の11月12日午後5時半ごろ。人類史上初の彗星着陸はリアル『アルマゲドン』だ。


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彗星への長い道のり

欧州宇宙機関(ESA)が開発したロゼッタは、2004年3月にフランス領ギアナから打ち上げらた。2011年6月には太陽から離れすぎたため、電力を節約する「深宇宙ハイバネーション」(冬眠モード)に入り、2014年1月に2年7カ月ぶりに復帰。その後8月にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(Comet 67P)に到着した。

→ロゼッタ公式サイト:チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(Comet 67P)の写真あり
地球からの総移動距離は約60億キロ。ロゼッタからの通信が地球に届くまでには28分20秒かかるという。

ロゼッタは彗星の中心部から22.5キロの位置からフィラエを投下。フィラエは7時間かけて軟着陸に成功した。

アニメーションで見るロゼッタの旅

欧州宇宙機関(ESA)では紹介アニメーションを制作している。親しみやすい画風で、子どもにもわかり易い。もちろん大人にとっても、ロゼッタ・プロジェクトを理解するのには近道だ。

ロゼッタ打ち上げから冬眠まで

冬眠から復帰し、彗星へ

着陸機フィエラのランディング計画


残念ながらフィエラの彗星上での固定には失敗したようなので、今後の実験の続行には懸念もあるそうだ。ランディング後の収集データは今のところ順調に送信されているという。

我々一般人には及びもつかない高い技術力が集結されて成功したロゼッタ・プロジェクト。天文学上の貴重なデータの収集に向けて、夢の扉が開かれたかのような、人類の歴史に残る快挙である。

注目度は「はやぶさ」以上。映画化必至か。

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