羽田に初飛来!最新中型機「エアバスA350」が話題になる3つの理由

アジア諸国を回るデモツアーの一環で11月19日に羽田空港に初飛来した「エアバス A350-900」。飛行機に興味のない人にとっては、この「エアバス A350-900」がわざわざニュースになること自体が理解できないかもしれませんが、この騒ぎは2013年10月にJALが56機を発注した時からすでに始まっていたものです。

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騒ぐ理由は大きく3つあります。


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JALが初めて購入したボーイング以外の航空機

JALはそれまで、中・大型機とも米国ボーイング社からしか購入してきませんでした。2013年10月にJALがボーイング777型機の更新に際して、長年の慣習を捨てて欧州のエアバス社を選択したことは大きなニュースになりました。

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JALの場合、機種がボーイング社に限られていたのには、政治的・産業的な理由もあったといいます。それらのしがらみを全て捨てて、安全性、品質、経済性、納品のタイミングという条件で選択したのは画期的なことでした。

→だからJALはエアバスに乗り替えた

エコで快適な最新の機種

A350-900の座席数は3クラスで314席。対するボーイング787の座席数は3クラスで259座席。同じ飛ぶならたくさん載せられる方が効率がいいのは言うまでもありません。しかもA350-900は787よりも燃費がいいことでも知られていますので、エコという観点ではA350の圧勝です。

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エコノミークラスにエコ素材シートを導入したり、客室照明にLEDを採用したりと何かとエコが目立つ仕様ですが、全席にWiFiを完備するなど、乗客のニーズに応えるのも忘れてはいません。

→エアバス、A350 XWBに新プレエコ座席追加 EADSソジェルマ製

日本企業との新たなつながり

エアバス社はフランスに本社を持つ、欧州企業の複合体です。搭載エンジンを製造しているロールス・ロイスをはじめ欧州企業の技術の粋が集められた航空機ですが、多くの日本企業も参加・協力をしています。

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◇筐体他:宇宙航空研究開発機構(JAXA)と複合材料の分野における研究開発で協力しています。
◇部品類:ジャムコが垂直尾翼部品やギャレー(調理室)を、東レや東邦テナックスが炭素繊維を提供しています。
◇タイヤ:ブリジストンが全機種にタイヤを供給しています。

その他にも住友金属工業や古河スカイ、新明和工業、三菱重工業、富士重工業などが様々な分野で関わっており、国内企業総出のプロジェクトという点でも安心感があります。このあたりもJALでの採用を後押ししたのかもしれません。

→日本航空産業界との協力体制

今回19日に、羽田空港に初お目見えした「エアバス A350-900」はJALの客室乗務員たちが出迎え、歓迎ムード。これからの時代の代表的な航空機になりそうな予感です。

エアバスA350は2019年にJALへ引き渡される予定。実際に私たちが登場できるのはもう少し先の話です。
(写真:エアバス社公式サイト フォトギャラリーより)

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