(①からの続き)
田母神氏のツイートに各方面から批判の声が挙がる。
→田母神氏、ネット情報うのみ? 「人質事件」事件で不確かな情報連発
<1月29日>デヴィ夫人がブログで「いっそ自決して」
デヴィ夫人が自身のブログで持論を展開し、波紋を呼ぶ。
自分の息子が 日本や、 ヨルダン、 関係諸国に
大・大・大・大迷惑をかけていることを
棚にあげ、 ひたすら 安倍首相に 「あと 24時間しか
ありません。 助けて下さい。」 と
訴えているのは、 どうかと思います。
ひたすら、 地にひれ伏して、
謝るべきではないでしょうか。
不謹慎ではありますが、後藤さんに話すことが出来たら
いっそ 自決してほしいと 言いたい。
私が 彼の母親だったら そう 言います。
我が子を 英雄にする為にも ・・・
冷静に 考えたら この二人が 私情で どれだけ 国家と 国民に
迷惑をかけたか、 それを知るべきではないでしょうか?
交換条件である 死刑囚を釈放することになり、
カサペス中尉が 無事でなかったら、
それは 大変な罪なことだと思います。
ネットには賛否両方の声あり。
<1月30日>古舘氏「そこが危険だと我々が知ってるのは後藤さんらのおかげ」
『ああいう危ない所』って我々がなぜ知ってるかというと、
後藤さんのように切実な、その地元の方々の悲しみを伝えているということがあるから
辛うじて知っているという、それもまた現実だと思いますのでね
報道ステーションは23日放送の際の古賀茂明氏による「Iam not ABE」発言も波紋を呼ぶ。
古賀茂明氏「安倍さんのせいで、日本はアメリカやイギリスと同じような国だと思われつつある… 投稿者 kotetsu1111
→古賀茂明氏が語る「I am not Abe」発言の真意
<1月30日>安倍首相、後藤さんの安否は答えず
安倍首相は衆院予算委員会での民主党の後藤祐一氏による後藤さんの安否の質問に対して、「答弁を控える」と回答。
「現時点において事案が続行中なので、答弁は控えたい。しっかり情報収集、分析を行い、ヨルダン政府をはじめ協力も要請しながら、後藤さんの解放に向けて全力を尽くしている」
<1月30日>膠着状態に菅官房長官「なんとしても解放」
「いろんなことが、次から次へと相手から一方的に打ち出されてきている」
「できることは冷静に一つ一つ確実にやり遂げ、なんとしても(後藤健二さんを)解放したい」
<1月30日>首相官邸前で150人がデモ
NGO「ピースボート」や映画監督の森達也、精神科医の香山リカらの呼びかけで、首相官邸前に150人ほどが集まり、後藤さんとヨルダン人パイロットの解放を求めてデモを展開。28日に続いて2回目。
→後藤健二さんの解放を求め、徹夜で集会
→「後藤健二さん解放を」 首相官邸前で訴え
<1月31日>ヨルダン、死刑囚釈放せず
期限が過ぎて丸1日経っても、ヨルダン政府はヨルダン軍パイロットの生存が確認できないとして、サジダ・リシャウィ死刑囚を釈放せず。
<1月31日>中山副大臣「事態は膠着」
アンマンの現地対策本部で指揮を執る中山泰秀外務副大臣は「事態は膠着(こうちゃく)状態になっている」とコメント。後藤さんの安否については明言を避ける。
「後藤さんの生還に向けて緊張感を維持しつつ、しっかりと情報収集、分析、共有を引き続きおこなっている」
<1月31日>安倍首相「引き続き緊張感を持って対応」
安倍首相「しっかりと情報収集、分析を行い、後藤さん解放に全力を尽くしている」
菅官房長官「日本政府として発言すべきでない」
岸田外相「緊密に連絡を取り続けている」
<2月1日>後藤さんを殺害したという映像がISILにより公開
日本時間の午前5時頃、イスラム国は後藤さんを殺害したとして、殺害の様子と声明をネット上で公開。
お前たち愚かな有志連合は、われわれがアラーのご加護により、権威と力のあるイスラム教カリフ国家であり、お前たちの血を欲しがっている軍であることを理解できていない。
安倍、勝ち目のない戦争に参加するというお前の無謀な決断のために、このナイフは後藤を殺すだけでなくお前の国民がどこにいようとも虐殺をもたらすだろう。日本の悪夢を今始めよう。(時事通信社の記事から引用)
<2月1日>菅官房長官「断固として非難」
午前6時から菅官房長官による会見が行われる。
「さきほど後藤健二氏が殺害されたとみられる動画がインターネット上で配信された。このような非道かつ卑劣きわまりないテロ行為が再び行われたことに、一層激しい憤りを禁じえない。改めて断固として非難する。直ちに西村内閣危機管理監、谷内国家安全保障局長に対し、関係省庁と連携して情報収集をはじめ、しっかり対応に当たるよう指示した。関係閣僚会議も速やかに開催する予定だ」
→画像の信ぴょう性を確認中=岸田外相
→中谷防衛相「残忍で許されない」
<2月1日>安倍首相「痛恨の極み」
「政府として全力で対応してまいりましたが、誠に痛恨の極みであります」
「非道、卑劣な、卑劣極まりないテロ行為に強い怒りを覚えます」
「テロリストたちを決して許しません」
その罪を償わさせるために、国際社会と連携してまいります
「今回のテロ行為に対して、日本に対して強い連帯を表明し、また解放に向けて協力をしていただいた世界の指導者たちに心から感謝申し上げたい。また、ヨルダンのアブドラ国王には惜しみない支援をいただいた。国民を代表して御礼を申し上げる。」
<2月1日>後藤さん母「優しさと勇気を・・・」
「いまは気が動転していて、言葉を選べる状態ではありません。息子は同じ日本人を助けるためにシリアに行ったのだから、その優しさと勇気をわかってほしい」
「今はただ、悲しみの涙がこみ上げてくるばかりです。しかし、この悲しみが憎悪の連鎖になってはならないと、心から信じております」
<2月2日>後藤さん妻「誇りに思う」
とても大きな喪失を感じる一方で、イラクやソマリア、シリアのような紛争地で人々の苦しみを伝えてきた夫を大変誇りに思っています。
<2月2日>ジャーナリスト 安倍宏行氏「プロパガンダを垂れ流すな」
無編集で残虐な映像を流したり、テロリストの肉声を繰り返し放送することは、彼らの狙い通りだということに気づかねばならない。
→[安倍宏行]【テロリストのプロパガンダを垂れ流すな】~日本のテレビ局が陥っている罠~