ホントは危険だった!「変声」ヘリウムガス吸引で事故多発 テレ朝ではアイドルが意識不明に

テレビ朝日が2月4日に発表したところによると、1月28日のバラエティー番組収録中、ヘリウムガスを吸引した12歳の女子タレントが突然意識を失い、病院に搬送されるという事故が起きていたとのこと。「快方に向かっている」ということですが、「意識は未だ戻っていない」という報道もあります。

→アイドルが収録中に倒れ病院搬送 テレ朝、ヘリウムガス吸引


バラエティー番組では時々使われていたヘリウムガスですが、実は世界各国で事故が多発していたんですね。何で今まで問題視されてこなかったんでしょうか。

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安全なヘリウムガスと危険なヘリウムガス

純度100パーセントのヘリウムガスを吸い込んだ場合、肺の空気がすべてヘリウムガスに変わることで酸欠・意識混濁が起こり、最悪の場合呼吸停止もあり得るそうです。声を替えたりする遊び用のヘリウムガスには一定の割合で酸素が混合されているため、酸欠になりにくいとされているけれど、反応には個人差があるということでしょうか。

今回番組で使用したものには「子どもに使わない」旨の注意書きがあったということですが、それがどういう意味を持つのかは定かではありません。ただ、ヘリウムを吸引する行為自体が、少なからずリスクを伴う行為だということは、この際再認識しておく必要がありそうですね。

ちなみに風船とかに使用されているヘリウムガスは純度100パーセントのものが多いので、絶対に吸ってはいけません。

死亡事故は意外と多い

2011年のJournal of Forensic Sciencesによる調査では、オーストラリアで2005年7月から2009年12月までの間にヘリウム吸引で死亡した人は79人いたそうです。また、Office of National Statisticsの調査では、2013年にイギリスで計62人の人が亡くなっていることがわかりました。

下はYoutubeにアップされていた「ヘリウムガスを吸って倒れた少年」の映像。風船の中のヘリウムガスを吸って楽しそうに遊んでいた少年がそのまま倒れてしまいます。無事だったのでしょうか。

そもそもヘリウムガスは、”ヘリウム自殺”という自殺方法があるくらい危険なものだという認識が広まっていません。ガス自体は無毒でしょうけれど、酸欠状態を引き起こすような使い方をすれば一酸化炭素と同じで毒ガスにもなります。

変な声を出して人を笑わせるために、命を懸ける必要はありません。今回の事故をきっかけに、バラエティーでの使用はなくなると思いますが、パーティーなどで使われているのを見たら止めさせたほうがよさそうですね。

アイドルグループ「3B junior」のメンバーだという少女タレントさん。一日も早い回復をお祈りします。

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