SONYが以前から発表していたメガネ型ウェアラブル端末『SmartEyeglass』のデベロッパー向けモデル「SmartEyeglass Developer Edition『SED-E1』」が3月10日に発売されるとのこと。価格は10万円。
85%の透過性を持った薄型レンズを採用した拡張現実(AR)デバイスとして期待が高まっていますが、何ができるようになるかはデベロッパー任せ、というところなのでしょうか。
SONYでは『SmartEyeglass』に関するいくつかの動画をYoutubeにアップしていますが、どれをみても何ができるのか今ひとつ伝わってきません。
空港でゲートまでの道をバーチャルにガイドしてくれる・・・うーん、どうなんでしょうか、これ。
相手の顔を認識して名前を表示する・・・忘れっぽい私にとっては便利かな・・・。
観光地の説明を表示してくれるとか?・・・スマホの方が表示できる情報量が豊富だからなあ。
[Sony’s SmartEyeglass concept: official demo]
[Introducing Sony’s SmartEyeglass and how to develop apps]
本格的なARデバイスとして期待していいのか、はたまたブームも作れずに終わるようなキワモノなのか。やっぱりデベロッパーの腕次第なのかもしれません。
『SmartEyeglass』の一般向け販売は2016年の予定だそうです。それまでに何か面白い使い方が生まれることに期待しましょう。
しかし、見た目はだいぶマシな方だとしても、せめてワイヤレスにできなかったんでしょうかね。