『バードマン・・・』?何それ?第87回アカデミー賞受賞作が公開前作品ばかりでさっぱりわからないという話

2月23日は第87回アカデミー賞の発表の日でした。日本人がよ~くわかるのは長編アニメーション賞を獲得した『ベイマックス』ぐらいのもので、作品賞をはじめ受賞作のほとんどが日本公開前の作品ばかり。ちなみに『かぐや姫の物語』は受賞を逃し、ジブリは2年連続でアカデミー賞をディズニーに持っていかれました。まあ、納得の結果だけどね。


アカデミー賞を受賞した数々の作品の中から、主な作品をピックアップして紹介します。

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』作品賞・監督賞・撮影賞・脚本賞

変な邦題だなあと思っても、原題が「Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)」だから仕方がないみたいです。

『バベル』を撮ったメキシコ出身のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の作品。マイケル・キートン演じる”以前はバードマンというスーパーヒーロー役で一世を風靡したけど今は落ちぶれてる”役者が主人公。仕事にも愛する娘にも見放された男が、再起をかけてブロードウェイの舞台に挑むのですが、共演する実力者俳優の才能に追い詰められて、次第に精神的にも追い込まれていく・・・というような話ですが、映画の主題は「再び愛されたい」主人公が見出す愛のかたちだそうです。感動の大作としてヴェネツィア・ニューヨーク映画祭で大絶賛を浴びた作品。もともとアカデミーでも大本命だったそうで・・・。

4冠は凄いですね。エドワード・ノートン、エマ・ストーン、ナオミ・ワッツなど脇役も有名どころで固めてるし、かなり期待大です。日本での公開は4月10日から。

→『バードマン あるいは』オフィシャルサイト

『アリスのままで』主演女優賞:ジュリアン・ムーア

ジュリアン・ムーア演じる”若年性アルツハイマー病を発症した女性”が病と必死に闘う姿を描いた作品。原作はベストセラーとなった小説「静かなるアリス」。

コロンビア大学で教鞭をとる50歳の言語学者アリス。講義中に言葉が思い出せなくなったり、ジョギング中に自宅までの道がわからなくなった彼女は、病院で若年性アルツハイマー症と診断されます。記憶や知識がどんどん薄れていく日々を過ごすアリスは、ある日、記憶が薄れる以前の自分がパソコンに残したビデオメッセージを発見。自分が”アリス”でいられるために、ビデオの中の自分と同じことをしようと試み始めます・・・。

現代人の大きな関心事である”認知症”をテーマに、リアルを追求した衝撃作。最後には自分の名前すら忘れてしまっても、その日その日を前向きに生きることを諦めないアリスの力強さが深い感動を呼び、高い評価を得ています。日本公開は6月27日から。

→『アリスのままで』オフィシャルサイト

『博士と彼女のセオリー』主演男優賞:エディ・レッドメイン

題名だけだとピンと来ないのですが、この”博士”とはスティーブン・ホーキング博士のこと。博士と、彼の元の妻ジェーン・ホーキングとのラブストーリーにスポットを当てた自伝的映画です。

物理学の天才として将来を嘱望される青年スティーブンは、ケンブリッジ大在学中にジェーンと恋に落ちます。しかし、その直後にALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症。余命2年の宣告を受けたスティーブンを前に、ジェーンは共に生きることを決心します・・・。

主演男優賞に輝いたエディ・レッドメインは舞台メインの俳優。「グッド・シェパード」や「マリリン 7日間の恋」にも出ていたようです。映画の日本公開は3月13日。

→『博士と彼女のセオリー』オフィシャルサイト

『グランド・ブダペスト・ホテル』作曲賞・美術賞・メイク&ヘアスタイリング賞・衣装デザイン賞

格式高いグランド・ブダペスト・ホテルを仕切る伝説のコンシェルジュと、彼に憧れる若きベルボーイが繰り広げる冒険ミステリー。監督・脚本はウェス・アンダーソン、主演はヴォルデモート役で知られたレイフ・ファインズ。

豪奢なホテルの内装や客たちの衣装などが高評価を受け、アカデミー4冠獲得という快挙に。脇役もエドワード・ノートン、エイドリアン・ブロディ、ジュード・ロウなど豪華キャストを揃えたなかなかの力作。

日本では2014年6月に公開されました。

→『グランド・ブダペスト・ホテル』オフィシャルサイト

今回のアカデミー賞ではエドワード・ノートン出演作が2本入っているんですね。しかも4冠を獲得した2本。これは何気にすごいことです。

アカデミー賞を受賞したから観る、ということではないですが、賞に輝くということはそれだけの理由があるのでしょうから、ちょっと映画館に足を運んでみようかなという気持ちになりますね。観てみないことにはわかりませんから。

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