直前に謎のビラ 17日の”大阪都構想”の賛否を問う住民投票に影響か ~イタいニュース(4月14日)

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”維新の会”が作成? 謎のビラ

大阪都構想を推し進めようとする維新の会が作成したのか、それとも反対派の策略か・・・。はたまた愉快犯か。

賛否を問う17日の住民投票を目前にした14日ごろから、インターネット上に広がり始めた謎のビラ。内容は「都構想で住所から『西成』をなくせます」というもの。

大阪市民から不人気だと言われている『西成区』を、”都構想”により地名を変えることでイメージの革新を図ろうという安易な内容だが、「橋下市長があいりん地区をきれいな町にしました」等の維新を持ち上げるような内容も盛り込んでおり、末尾には「5.17大阪維新の会」と書かれているという。



これに対し、西成区住民を中心に反発意見が多数。

「失礼極まりない」
「デリカシーに欠ける」

等の声が飛び交っている。

→「都構想で『西成』なくせます」 「大阪維新の会」名乗る謎のビラに住民反発

反対が上回る現状

11日、新聞各紙は、大阪市内の有権者を対象にした世論調査の結果を発表。1週間前の時点で、いずれも「反対派」が「賛成派」を上回るという結果が出た。

産経新聞の調査では、大阪都構想への賛成は39・5%で、反対が47・8%。

賛成派も反対派も、直前まで舌戦を繰り広げるのだろうが、残された時間で自陣の意見を十分に理解してもらうには、もう時間がない。

→橋下氏、崖っぷち 都構想「反対」が上回り 自、民、共産が合同で“アカン”運動



大阪を想う心がどちらに傾くのかは、住民投票の結果が出るまで分からない。しかしながら都になるかどうかすら定かでない状況での「大阪都構想」というネーミングもさることながら、現行の体制ではダメだから全部壊して作り直そう、のような説明不足の提案に住民が賛成するものなのか・・・。

ましてや、トップ自らが「ダメなら買い換えればいい」という程度の考えなのに。

現行の大阪市・大阪府のままで、もう一度きちんと考えようという考え方の方が、よほど地に足がついていると思えるのだが・・・。



ちなみに、都構想が否決されたら橋下市長は政界を引退する意向を示しているが、市長が引退するかどうかなんて、大阪市の未来に何の関係もない。大事なのは、大阪市・大阪府の住民全体の生活であって、市長の進退ではないことだけは確かだ。



朝日新聞の記事に載っていた反対派の68歳の女性の声が、考えさせられる内容で印象に残った。

反対の68歳女性。「橋下さんは、強いでしょ。何かにつけ」。年金暮らし。障害のある娘がいる。都構想は「強い人がどこまでも強くなるため」の策に思えてならないという。「弱者が切り捨てられないでしょうかね。『ムダ』と言われてしまって」

今の時代、「強い」という言葉にあまりいい印象が持てないのは、とても残念なことだと思う。

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