どこまで上がれば宇宙?2014年現在で一般人が行けそうな宇宙旅行の話

「宇宙に行った」と人に自慢できるためには高度100㎞のカーマン・ラインより上に行かなければならない。そこまでいくと地球の大気圏外になるので無重力が体験できるらしい。宇宙飛行士以外の一般人が大気圏外に出る方法は、今のところ1つしかない。


高校生が自作気球で高度25㎞の世界を撮影

手作りのパラシュートを仕込んだ発泡スチロールのボックスにスマホやデジカメをセットし、オンライン販売で購入した気象観測用気球で上空24~25kmまで上昇させての映像撮影に成功したカナダの高校生がいた。

撮影するだけなら高校生でも可能だということの証明。これはすごいことだ。でも、映像を見てもわかるように、高度25㎞ぐらいでは残念ながら宇宙という感じではない。

ちなみに「世界の果てまでイッテQ」で出川とデヴィ夫人の人形を乗せた気球が達したのも高度30km。丸い地球が見渡せ、青い宇宙が近くに感じられる高さがこのあたり。

一般人が高度30㎞まで上がるには

スマホが行くのではなくて、人間が高度30kmまで行くツアーが、アメリカのWorld View Enterprisesが企画中のボイジャーカプセル。2016年頃には実現可能だという話だが、高圧密閉されたカプセルに人間が乗り込み、ハイテク気球で上がるというもの。

総飛行時間は約6時間の予定で、料金は75000ドルの予定。事前の訓練もいらず、普段着でいいらしい。気球で行く成層圏旅行にこの料金、コストパフォーマンスが高いのかどうか微妙なツアーだ。

高度110㎞の宇宙空間まで行く唯一のツアー

世界的に有名になったヴァージン・ギャラクティック社の宇宙船「スペースシップ2」で宇宙へ行くツアー。最大3.5GのGフォースに打ち勝ち大気圏を脱出するこのツアーは約2時間のフライトのうち、大気圏外での4分間の無重力体験を含む。最大高度に達した時点で4分間だけは宇宙飛行士の気分が味わえるのだ。

料金は事前の訓練費用込みで一人あたり25万ドル。この金額はよほどお金を持っている人でなければ無理。2005年から予約が開始され、当初の計画では2009年には初フライトが開始されていたはずだったのだが、事故などもあって延び延びに。現在のところ公式サイトでは2015年までには運行開始とアナウンスされている。日本人では元ライブドア社長の平松庚三氏ら3名が予約済み。

高いところまで行けば普段見られない光景が見られて、人生観が変わったりするのかもしれないから、人によっては支払う金額以上の物を得ることができるのかもしれない。でもまあ、一般人が支払える金額ではないので、宇宙を見るのはまだまだ当分先延ばしだ。

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